企業法務

担当教員

唐津 恵一

単位数 / 使用言語 / 配当学期

2単位 / 日本語 / 冬学期

授業の目標・概要

上場企業における法務部門が担うべき機能を把握することが目的である。上場企業経営における資本市場との関りを理解したうえで、利害関係者が多岐にわたり、多くの法律が関係するプロジェクトであるM&Aを題材に、現実に動いている実例の分析や、仮設のプロジェクトでのビジネスプランニング・交渉・契約締結に至るプロセスを体験的に踏襲する。初めの数回は、企業法務一般論、企業価値論、M&Aプロジェクトのプロセス等、担当教員の講義により進める。M&Aに必要な法律・会計・税務等の基本知識は、各参加者が分担して調査・報告して、共通の知見を把握する。終盤には、企業経営者、企業法務担当者、弁護士、会計士、税理士等のゲストを招きご講話していただく可能性もある。

授業のキーワード

企業法務,M&A

授業計画

 第1回 オリエンテーション(自己紹介、進め方、役割分担、仮設例説明等)
 第2回・第3回 講義(企業法務論、企業価値論、M&Aについて)
 第4回・第5回・第6回 基本知識習得(M&A関連各法律・会計・税務)
 第7回・第8回・第9回・第10回 仮設プロジェクトにおける起案・交渉・契約締結(参加者の自律的な運営)
 終盤の回 ゲストのご講話の可能性あり
 現実に動いている実例については逐次紹介し議論する。

授業の方法

序盤 講義
中盤 参加者の報告・議論・交渉
終盤 ゲストによる講話

成績評価方法

平常点による。
レポートを課さない
成績は合格・不合格で評価する。

教科書

適宜配付する。

関連項目

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