社会と健康I
Society and Health I

担当教員 / Instructors

近藤 尚己/橋本 英樹/川上 憲人

配当学期 / 使用言語 / 単位数 / Term / Language / Credits

A2 / 日本語 / 2

授業の目標・概要 / Objectives

貧困や社会関係、差別など、健康に影響を与える社会的な要因(Social Determinants of Health: SDH)について、主に社会疫学に関する理論と実証の方法を学ぶ。社会疫学でよく用いられる計量分析技術のうち公衆衛生全般に広く応用可能なものも紹介する。

授業のキーワード / Keywords

授業計画 / Schedule

1)社会疫学概論(近藤)11/12 1限
2)個人と社会の関係(橋本)11/12 2限
3)社会経済状況(近藤)11/19 1限
4)景気動向・所得格差(近藤)11/19 2限
5)社会的ネットワーク(近藤)11/26 1限
6)ソーシャル・キャピタル(近藤)11/26 2限
7)社会疫学の因果推論技法(近藤)12/3 1限
8)胎児期からの社会環境:ライフコース疫学(藤原)12/3 2限
9)差別/職業性ストレス(川上) 12/10 1限
10)ジェンダー格差(本庄)12/10 2限
11)健康の平等と倫理(児玉)12/17 1限
12)レビューセッション(近藤)12/17 2限
講師の都合により日時変更の可能性あり。11月5日は休講。その分はレポートを課す。

授業の方法 / Teaching Methods

講義・事前配布資料・レポート

成績評価方法 / Grading

出席態度(40%)・レポート(60%)

教科書 / Required Textbook

テキスト:川上憲人ほか「社会と健康:健康格差解消に向けた統合科学的アプローチ」
参考書:「予防医学のストラテジー」ジェフリー・ローズ/「ソーシャル・キャピタルと健康」イチロー・カワチほか/「保健医療従事者のためのマルチレベル分析活用ナビ」藤野ほか

その他留意事項 / Miscellaneous Information

健康科学・看護学専攻「健康社会学特論I」および公共政策大学院「社会と健康I」との共通開講科目。

関連項目 / Related Resources