児矢野　マリ　　Mari Koyano

略歴

1988年3月：東京大学法学部第2類（公法コース）卒業
1989年3月：東京大学法学部第3類（政治コース）卒業
1989年4月：東京大学法学部助手（国際法）
1990年9月：英国ケンブリッジ大学留学（1992年8月迄）
1994年4月：（文部省）学位授与機構審査研究部助教授
1997年4月：静岡県立大学国際関係学部専任講師
2002年4月：静岡県立大学国際関係学部助教授
　　　　　現在に至る

研究分野

国際法・国際環境法

研究課題・研究経過

国際環境法制度の執行過程に関する研究（その一環として環境条約制度の実施過程における事前協議手続の機能を分析し、協議に基づく「行政的手法」としてのその意義を解明し、その成果を下記単著に著した。）

主要研究業績

『国際環境法における事前協議制度−執行手段としての機能の展開−』（単著、有信堂、2006年）、「捕鯨問題−海洋生物資源の国際管理に関する一考察−」城山英明・山本隆司編『融ける境　超える法(5)　環境と生命』所収（東京大学出版会、2005年）、「事前協議制度の再構成−国際環境法における位置づけを中心として−」（１）〜（５・完）国家学会雑誌115巻5・6号、同巻9・10号（2002年）、116巻1・2号、同巻7・8号（2003年）、117巻1・2号（2004年）、大沼保昭編著『資料で読み解く国際法[第2版]（上）』「第8章　地球環境と法」分担執筆、等。

社会的活動・学会活動

所属学会：国際法学会、世界法学会、環境法政策学会、アメリカ国際法学会、英国王立国際問題研究所
社会的活動：国連国際法委員会第57会期（2005年）山田中正委員補佐（外務省派遣）、静岡市情報公開・個人情報保護審議会委員（2001年〜）等