中国民用航空総局長との会談

平成18年1月12日(木)の夕刻、国土交通セキュリティ大臣会合参加のため来日中の楊元元(YANG Yuanyuan)中国民用航空総局長(航空担当大臣)と森田院長が会談を行いました。森田院長より、東京大学公共政策大学院として推進している国際交通関係の研究プロジェクトにおいて、日中航空関係は最も重要視しているテーマの一つであり、昨年、日中の航空当局間で行われた航空政策対話に基づいて本年開催される予定のワーキング・グループに参画することや、航空物流やビジネスジェットなど日中で共同して発展させることが必要な新しい市場の育成策、各種統計調査の協力等について、アカデミズムの立場から貢献したいと思っている旨表明しました。

楊総局長からは、日中航空関係の発展はめざましいが、今後さらに拡大させるべく新しい市場の育成策は重要だと認識している、是非、協力して研究を深めたいとの発言がありました。また、今年、中国で開催する予定の日中航空政策対話の本会合への参加の呼びかけがありました。

公共政策大学院としては、ITPU 国際交通政策研究ユニットの研究活動の一環として、日中航空市場に関する各種調査研究に積極的に取り組むこととしています。