第1回原子力社会論・公開ワークショップのお知らせ

第1回原子力社会論・公開ワークショップ「リスクガバナンスの諸課題〜原子力, 医療, 食品の比較の観点から〜」

主催 東京大学 グローバルCOE プログラム「世界を先導する原子力教育研究イニシアチブ」

共催 東京大学公共政策大学院 「科学技術と公共政策研究ユニット」

日時 2008年9月17日(水)13時−17時30分

場所 東京大学 武田先端知ビル5階 武田ホール

参加費 無料

参加申し込み GCOE 事務局宛メールにて事前登録: GCOEsymp2@nuclear.jp
 (ご氏名・ご所属・ご連絡先を付して,9月12日(金)17:00までにお申し込みください)。 

開催目的:
近年、科学技術に係るリスクに対して、社会全体としてどう付き合い、飼い慣らして いくかという、「リスクガバナンス」のあり方に注目が集まっている。そこで今回は 「原子力」「医療」「食品」の三分野を取り上げ、比較検討を試みるワークショップ を開催することとした。内容は、まず、行政とアカデミズムの両方と関わりつつ、政 策決定に参画した経験を持つ三名の演者に講演を求め、各分野のガバナンスの現状認 識を簡潔に披露頂く。さらに、若手の社会科学系研究者三名に、各講演内容を踏まえ たコメントを求め、議論を深める。その上で、登壇者全員で全体討議を進め、共通の 問題の特徴付けや構造化、解決の障害となっているポイントの明示化などを行い、今後の検討課題を明らかにする。以て、より良いガバナンスの具現化に資することを目的とする。

プログラム:
13:00〜13:05 開催趣旨説明
           木村 浩 (司会/東京大学大学院工学系研究科 准教授)
13:05〜13:35 講演1:「原子力技術ガバナンスの現状−検査制度改革を中心に−」
           班目 春樹  (東京大学大学院工学系研究科 教授)
13:35〜14:05 講演2:「医療システムの危機」
           永井 良三  (前・東京大学医学部附属病院院長)
14:05〜14:35 講演3:「食品(仮)」
           吉倉 廣 (元・国立感染症研究所所長/コーデックス組み換え
           食品タスクフォー ス議長)
14:35〜14:40 会場より「講演」についての質問受付(事実確認のみ) / 5分休憩
14:45〜15:00 コメント1:「原子力」
           吉澤 剛  (東京大学公共政策大学院 特任研究員)
15:00〜15:15 コメント2:「医療」
           畑中 綾子 (東京大学公共政策大学院 特任研究員)
15:15〜15:30 コメント3:「食品」
           神里 達博 (東京大学大学院工学系研究科 特任准教授)
15:30〜15:35 会場より「コメント」についての質問受付(事実確認のみ) / 15:35
〜15:50 コーヒーブレイク
15:50〜16:05 総括的コメント
谷口 武俊 (電力中央研究所 社会経済研究所所長/東京大学大学院工学系研究科 客員教授)
16:05〜17:30 パネルディスカッション: コーディネーター城山英明 (東京大学大
学院法学政治学研究科 教授) パネラー 班目春樹・吉倉 廣・吉澤 剛・畑中 綾
子・神里 達博・谷口 武俊
17:30 閉会

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