東京大学公共政策大学院主催
損保ジャパン寄附講座「リスクマネジメントと公共政策」
第3回公開フォーラム(第45回公共政策セミナー)
「食の安全を考える―安全の費用と便益」
現在、我が国では「食の安全」が強い社会的関心を集めています。
その背景には、BSE問題や賞味期限・産地の偽装表示で、企業倫理が問われても仕方がないような事件が相次いだこともあります。
社会的に強い関心を持たれたリスクに対しては、膨大な費用をかけてでも根絶しなければならないという社会的風潮さえ生まれます。
一方、消費者は、「食の危険性」だけではなく、生命や健康に関わるさまざまなリスクに直面しています。
そうした消費者を取り巻くリスクに対して合理的な対応をしていくためには、さまざまなリスクの中で「食の危険性」を客観的に評価するとともに、それぞれのリスクを管理するために必要なコストへの配慮が不可欠です。
そこで、本フォーラムでは、真の意味で消費者生活の安全性を高めるための環境整備や規制のあり方について考えてみたいと思っています。
日時:2009年3月4日(水)13:30〜17:00 (12:30受付開始)
会場:東京大学本郷キャンパス
「経済学研究科棟・地下1階・第一教室」
プログラム
受付:12:30〜
開会:13:30〜
主催者挨拶:13:30〜13:40
金本良嗣(東京大学公共政策大学院 院長)
基調講演: 13:40〜15:10
「食の安全を考える―安全の費用と便益」
中西準子 氏(独立行政法人 産業技術総合研究所 安全科学研究部門長)
休憩: 15:10〜15:30
パネルディスカッション: 15:30〜17:00
「食の安全に向けて:消費者、行政、企業の協調は可能か」
パネリスト
中西準子 氏(独立行政法人 産業技術総合研究所 安全科学研究部門長)
山下一仁 氏(経済産業研究所・東京財団 上席研究員)
川口康裕 氏(内閣府国民生活局総務課長)
瀬尾隆史 氏(株式会社損保ジャパン・リスクマネジメント代表取締役社長)
コーディネーター
金本良嗣 (東京大学公共政策大学院 院長)
閉 会: 17:00
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(参加無料・定員250名に達し次第、締め切らせていただきます。)