GPPN学生会議
Crisis as Opportunities:
What Policies Do We Need for Sustainable Development Today?

報告書:大曲 由起子
東京大学公共政策大学院 国際公共政策コース2年

公共政策大学院からの参加者:大曲由起子 吉田直広 松下佳世 笹田拓志 伊藤夢人 稲田紗和子 吉田泰輔 吉田充 国川雨那 Leng Vandy 上野豊 吉田高 川瀬翔平

「いつか沢山の東大のクラスメートと共にこの場でアクティヴに会議に参加できたら」

それが、ちょうど1年前にパリ政治学院で開かれた2008年GPPN学生会議に参加させていただいた東大からの少数の参加者の一人になっての正直な、しかし理想的・野心的な感想だった。2009年、シンガポール国立大学リー・クァンユー公共政策大学院(LKY)で開かれたGPPN 学生会議では、私の期待を上回る成果を上げることができた。自分はGraSPPの仲間たちと共に、世界中の公共政策を学ぶ学生から最大限のものを学び、そして我々も、我々の持つ最大限の貢献を彼らにすることが出来た。そしてそこからGPPN―グローバルな公共政策のネットワーク―を張ることができたのである。

学び取りの過程は、まず我々の先を行くグローバル・リーダーのスピーチで始まった。

LKY院長であるProf.Kishore Mahbubaniは、"Breaking out from the narrow bound"と題し、世界の主要アクターの構成を変革し、それぞれの政府が自己の国のみならず世界規模の課題解決に向けて全体の舵を取ろうとすることが大事で、そのためにはこれまでの既存の殻を破り、"think out of the box"が我々に今求められていると語った。

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関連項目