科学技術ガバナンス研究会特別企画
 科学技術ガバナンスの未来とテクノロジ-アセスメント

国の「新成長戦略」では課題解決型の戦略的イノベーションを支援していく姿勢を明確に打ち出しており、科学技術にはそうした成長を支えるプラットフォームとしての役割が求められています。総合科学技術会議で進める第4期科学技術基本計画に向けた議論においても課題解決型の戦略的イノベーションを支援していく姿勢が明確に打ち出されており、また、そのためのツールの1つとして、社会と科学技術イノベーションとの関係深化に向け、テクノロジーアセスメント(技術の社会影響評価)等に基づいた取組を推進するとしています。現在設置が検討されている科学技術戦略本部(仮称)も、そのためのガバナンスのメカニズムという側面を持っていると思われます。

このような状況においては、科学技術戦略本部やテクノロジーアセスメントといった社会と科学技術の媒介となるガバナンスのあり方について議論を深めるとともに、具体的に、科学技術の現場で社会との関係で何が問題となっているのかに関するヒアリング調査に基づくマッピングを素材として、科学技術に関わる多様な社会的価値とそのガバナンスのあり方について包括的な知見と視点を得ることが重要であると考え、特別講演会・パネルディスカッションを行います。

主催東京大学政策ビジョン研究センター 技術ガバナンスプロジェクト
東京大学公共政策大学院 I2TAプロジェクト
日時2010年7月3日(土) 18:30-20:00
場所国際文化会館 講堂

基調講演

鈴木 寛文部科学省 副大臣

「科学技術ガバナンスの未来」

パネルディスカッション
 「科学技術ガバナンスの未来とテクノロジーアセスメント」

鈴木 寛文部科学省 副大臣
鈴木 達治郎原子力委員会委員長代理 東京大学客員教授
五神 真東京大学 教授
城山 英明東京大学 教授 (司会)

参加無料です。受付は終了しました。

関連項目