『宇宙開発と公共政策』公開講座

東京大学公共政策大学院の『宇宙開発と公共政策』講座では、東洋英和女学院大学の村上陽一郎学長とJAPAN INSTITUTE日本文化芸術機構の井上秀樹代表理事をお招きして公開講座を開催することとなりました。

現在、日本の宇宙活動は大きな転換期を迎えています。2008年に宇宙基本法が制定され、宇宙開発の目的として、従来の科学技術振興に加えて、安全保障面を含む安全安心な国民生活の向上への貢献、産業振興・国際競争力への貢献、国際協力・外交への貢献等、宇宙開発の新たな目的が明確化されました。また世界に目を向けると、今日では多くの国々が宇宙開発利用を進めています。科学技術の進展に伴って、宇宙は人間社会にとって身近なものにもなりつつあり、新たな時代における宇宙開発のあり方を捉え直すことも重要になっています。

今回の公開講座では、宇宙・科学技術・文明に焦点を当て、村上陽一郎教授と井上秀樹氏にご講演いただく予定です。

日時2012年12月10日(月)14:50-17:00
場所東京大学山上会館2階 大会議室
主催東京大学公共政策大学院 科学技術と公共政策研究ユニット(SciTePP)「宇宙開発と公共政策」研究プロジェクト

受付は締め切りました。

プログラム

14:50開会
司会:東京大学公共政策大学院 城山英明教授
14:55講演「科学・技術と文明」
東洋英和女学院大学学長 村上陽一郎教授
16:00講演「先端文化産業と宇宙文化」
日本文化芸術機構 井上秀樹代表理事
16:30総合討論および質疑応答
17:00閉会
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