在学生用掲示板

2014-04-10

【授業】月曜5限「事例研究(海洋問題演習Va)」の履修者へ

久保麻紀子特任准教授からの連絡事項です。

「事例研究(海洋問題演習Va)」(月5)実施内容について

「事例研究(海洋問題演習Va)」については、以下の内容で実施します。
第1回目の講義は4月14日(月)17:30~、工学部2号館212号室で開催します。

※事例研究(海洋問題演習Va)は同Vbと併せて通年の授業として開講される海洋学際教育プログラムの必修科目となっていますので、同プログラムを修了するためにはVa,Vb両方の履修が必要となります。ただし、公共政策の学生はVa,Vbをそれぞれ履修することも可能です。

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 本講義は、学問分野横断的な思考の獲得および政策立案・問題解決能力を涵養する応用型の教育科目であり、海洋に関わるさまざまな政策課題への総合的なアプローチを具体的課題に即して学ぶことが目的である。海洋に関わる政策的トピックについて、各専門分野及び実務経験者から講師を得て、様々な角度からの議論を展開する。ケーススタディーという形を用いることで、専門の違いにとらわれず、問題解決に必要な知見を駆使して、受講者自らが政策を企画することを目指す。
 Vaは「場の利用」、「資源の利用」、「安全な利用」という3つの観点から学内外から第一人者を招聘して講義形式で進める。なお、Vbではいくつかのテーマを絞って、受講者によるグループディスカッションを主体とした演習を進める。

1.『場の利用』
第1回 4月14日 「ミニ海洋・日本海の果たす役割について考える」
蒲生 俊敬(東京大学大気海洋研究所 教授)
第2回 4月21日 「海人万華鏡-多様性に富んだ日本列島の海岸沿いを行く」
あん・まくどなるど(上智大学大学院地球環境学研究科 教授)
第3回 4月28日 「沿岸域の環境再生と住民参加」
三上 直之(北海道大学高等教育推進機構 准教授)
第4回 5月12日 「沿岸域の『管理』と法制度-災害防御・自然環境保全・利用調整の法的仕組み-」
三浦 大介(神奈川大学法学部 教授)

2.『資源の利用』
第5回 5月19日 「東京湾の環境と漁業」
大野 一敏(船橋市漁業協同組合 前組合長)
第6回 5月26日 「海洋の生物多様性」
白山 義久(海洋研究開発機構(JAMSTEC) 理事)
第7回 6月2日  「海洋生物の保全と持続的利用」
海部 健三(中央大学法学部 講師)
第8回 6月9日  「海底鉱物資源開発をめぐる国際法」
西本 健太郎(東北大学大学院法学研究科 准教授)

3.『安全な利用』
第9回 6月16日  「地震・津波防災と沿岸の安全な利用」
目黒 公郎(東京大学生産技術研究所教授)
第10回 6月23日 「津波への備え」
富田 孝史(港湾空港技術研究所アジア・太平洋沿岸防災研究センター)
第11回 6月30日 「島と海」
三木 剛志(全国離島振興協議会 公益財団法人日本離島センター 調査課長)
第12回 7月7日  「海上交通の安全と日本の安全保障」
石井 正文(外務省国際法局長)

※これらは予定であり、変更の可能性があります。

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