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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

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第27回学生インタビュー(ニュースレター51号掲載)

藤田香澄 (from Japan)

―大学院から東大に入学してから、学生生活はどうですか?
すごく楽しく、充実しています。1年生の時に学生自治会に入ったんですけど、GraSPPは学生間の交流や外部講師の方も多いですし、いろんな人と出会って、やりたいことが一気に増えました。大学の時は体育会系のバレーボール部に所属していて授業とバレーボール漬けの4年間だったので、大学デビューって感じです(笑)
去年はGraSPPが紹介してくださるプログラムをフル活用しました。最初に参加したのはLKY Japan Study Trip(ジャパンスタディトリップ)というプログラムで、リー・クアン・ユー公共政策大学院(LKY)の学生30名が日本に来て、彼らと一緒に日本を巡る研修旅行でした。私は入学前でしたが、幸運にも参加させてもらったんですが、それまで同じ年代の人としか話したことがなかったので、様々な経歴の方の話を聞いて衝撃を受けて、突然世界が広がりました。あとは11月にはベトナムで行われたAPECのユース会議にも参加しました。APEC会議の前々日に各国のユース(学生)が会議をするんですが、事前準備もして、各国代表が持ち寄った意見を現地で提案書にまとめる作業はとても刺激的だったし、実際のAPECの各国首脳による講演を見られたのも貴重な経験でした。
去年やったことの中でも特に印象深いのは、去年から東大で始まったフィールドスタディ型政策協働プログラムで行った青森です。4回ほど十和田に現地調査に行って以来、すっかり青森にハマってしまって。

―なぜ青森、十和田を現地調査先に決めたんですか? 
プログラムで担当地域を決める時に参加県庁の方のプレゼンテーションを聞いたんですが、青森県庁の十和田担当の方がすごくパワフルで、彼の話に引き込まれて決めました。十和田担当の方はフットワークが軽く、地元に顔が広かったので、現地で色々な方をご紹介いただき、町の方々も温かく迎えてくださったのが嬉しかったです。あと、十和田のフィールドワークがきっかけで、B級グルメの「十和田バラ焼き」でまちおこしをしているバラ焼きゼミナールの畑中さんに知り合ったのも、ハマった理由の一つです。2014年のB級グルメグランプリで優勝した時や被災地支援の様子をまとめた映像を見て、真剣に地域振興に取り組まれている姿に刺激を受けました。あと、ちょうど去年は日中国交正常化45周年ということで、10月に中国の瀋陽(シンヨウ)で日本から10数団体が参加したB級グルメの祭典が行われたんです。バラゼミが地元の中学生たちを連れて瀋陽の祭典に行くというので、中学生8人のお世話役として私も同行させていただいたんですが、初めて中国に行ったこともあって、とてもいい経験でした。去年は県庁の方や畑中さんなど、今後もつながっていきたいと思う人たちとの出会いがたくさんあったので、これはこれからも大事にしていきたいです。