イベント

国際シンポジウム2019年度

新型コロナウィルス感染症拡大の状況を鑑み2020年3月12日(木)に開催を予定しておりました国際シンポジウム「炭素制約下におけるビジネス環境」(於:小柴ホール)は中止させていただくことになりました。
ご登壇、ご参加を予定いただいた皆様、関係者の皆様には大変なご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳ございません。
事情ご賢察の上、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

シンポジウム名:「炭素制約下におけるビジネス環境」

日時:2020年3月12日 (木) 13:00~16:30(受付開始12:30)

会場:東京大学本郷キャンパス 小柴ホール(理学部小柴ホール)

参加費:無料(要事前申込み。定員に達した場合受付を終了します)

言語:日本語・英語(同時通訳あり)

主催:東京大学公共政策大学院(GraSPP)、国際石油開発帝石株式会社(INPEX)

共催:(一財)日本エネルギー経済研究所(IEEJ)

要事前登録/参加費無料/日英同時通訳

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ポスターPDF(3.2MB) PDF

開催趣旨

2020年からパリ協定が実施段階に入る。欧州ではフォンデアライエン新体制の下で欧州グリーンディールが最優先課題とされ、米国ではパリ協定を否定するトランプ政権と急進的な温暖化対策を主張する民主党が両極分化している。COPの場においては石炭のみならず化石燃料全体をフェーズアウトすべきとの議論が擡頭し、これに呼応して金融面では欧州のサステナブルファイナンス、OECDにおける化石燃料セクターへのODA差し止め論等が起きている。更に通商貿易面では欧州委員会が炭素関税の導入を表明し、今後の展開が注目される。パリ協定下におけるビジネス環境は低炭素化・脱炭素化という大きな方向性は共有しつつも、そのスピード、強度に関しては様々な不確実性が存在する。本シンポジウムではこれまでの研究会の議論を踏まえつつ、米国、欧州、インドおよび日本の産業団体からパリ協定下のビジネス環境にどのように対応しつつあるかにつき、海外専門家、研究会メンバーをまじえた報告・パネルディスカッションを行う。

プログラム

13:00-13:10 開会挨拶
高原 明生 東京大学公共政策大学院長 / 橘高 公久 INPEX 取締役常務執行役員
13:10-13:15 イントロダクション
有馬 純 東京大学公共政策大学院 教授
13:15-13:35 基調講演 1
Mr. Stephen Eule Vice President, Global Energy Institute, US Chamber of Commerce
13:35-13:55 基調講演 2
Mr. Leon Van de Graaf Advisor, Industrial Affairs, Business Europe
13:55-14:15 基調講演 3
Ms. Soma Banerjee Executive Director, Energy & Infrastructure, Confederation of Indian Industries
14:15-14:35 基調講演 4
手塚宏之 経団連地球温暖化小委員会国際WG 座長
14:35-14:55 コーヒーブレイク
14:55-16:20 パネルディスカッション
パネリスト:
Stephen Eule (米国商工会議所)
Leon Van de Graaf (ビジネスヨーロッパ)
Soma Banerjee (インド産業連盟)
手塚宏之 (経団連)
長村 政明 (東京海上ホールディングス㈱ 事業戦略部 参与)

モデレーター:
有馬 純 東京大学公共政策大学院 教授
16:20-16:25 ラップアップ・閉会挨拶
有馬 純 東京大学公共政策大学院 教授
16:30 終了後、レセプション