2024年度研究テーマ 「激動の国際エネルギー情勢と日本の対応戦略」
趣旨
ウクライナ危機を契機に、国際エネルギー情勢は脱炭素化とエネルギー安全保障の両立が求められる局面へと変化した。しかし、エネルギー転換はコスト上昇を伴い、各国の事情に応じた多様な対応と技術革新の促進が不可欠である。さらに、国際情勢の不確実性や主要国の選挙結果が市場に影響を及ぼす可能性がある。
本研究会では、激動する国際エネルギー情勢について、多面的な角度から現状と将来を分析し、日本のエネルギー政策や企業戦略の在り方に関するインプリケーションを抽出することを目的とした議論を行う。
開催実績
第1回 激動の国際エネルギー情勢と日本の課題
第2回 欧州議会選挙とエネルギー情勢
第3回 中国のエネルギー安全保障に向けた取り組みとエネルギー貿易・投資における存在感
第4回 自動車電動化の現状と課題
第5回 天然ガス・LNG市場の現状と課題当社の取り組み
第6回 世界石油需給長期見通し(IEA World Energy Outlook 2023)
第7回 資源大国ロシアの行く末と日本への影響
第8回 2024年選挙試論 僅差完勝の大統領と僅差の議会のもとでエネルギー市場に起こり得ること
第9回 中東情勢とトランプ政権
第10回 トランプ大統領就任とロシアの反応
第11回 水素・アンモニア・CCUS等の展望と課題(仮)