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2025年度 観光政策Ⅱ(戦略編)(冬学期開講)
概要
「観光立国」が推進され、観光は地域が抱える様々な課題を解決し得る手段として期待されている。本講義では、観光が多様な主体の多様な取り組みによって成り立っていることを理解した上で、観光が地域の課題解決に果たし得る役割及びそのために必要な取り組みのあり方について具体的に考察する。
プログラムの目的
観光は、インバウンドや国内交流の拡大を通じて、我が国経済を牽引する新たな成長分野である。また、観光は、多様な関係者の取組で成り立っており、その波及分野の広さ、波及効果の大きさから、地域活性化・地方創生の推進役としても期待されている。一方で、コロナ後の観光需要の変化への対応や、観光と地域社会の共存などの課題も生じてきており、これらの課題に適切に対応しつつ、持続
可能な形で観光を発展させていくことが求められている。
実践編では、基礎編における観光・観光政策についての理論的観点からの理解を踏まえ、自治体・DMOによる観光戦略・観光地域経営の事例や、観光産業による多様な観光需要に対応した事業展開の事例を取り上げ、観光政策を実践するうえでの課題や、関係者の観光政策に対する問題意識等を把握し、実践的な観点から、観光政策に求められる方向性や配慮すべき事項等について、考察を深める。
(本科目は「科学技術イノベーション政策の科学 (STIG) 」教育プログラム選択科目及び後期教養科目です。)
授業時間
火曜3限 13:00~14:45
場所
本郷キャンパス国際学術総合研究棟4階講義室B(対面授業)
担当教員
公共政策大学院 篠原客員教授、三重野特任准教授、大橋教授
問合せ先
TTPU事務局 mieno@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
開講スケジュール
