公共政策大学院では、「事例研究(医療イノベーション政策)」の授業において、下記のとおり、テルモ株式会社より昌子久仁子取締役上席執行役員をお招きし、「医療機器イノベーションに向けた産業界の取り組み」をテーマにお話を伺います。
テルモ株式会社は、「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、革新的な製品を数多く開発しており、国内医療機器メーカーの最大手として日本の医療機器開発をリードされています。
2014年11月に医薬品医療機器等法(薬機法)が施行され、旧薬事法からの名称変更とともに医薬品と区別される形で医療機器の特性に応じた構成にあらためられるなど、医療機器をめぐる規制のあり方は大きく変化をみせています。同時に、テクノロジーの急速な進歩を背景としながら、日本発の革新的な医療機器の開発をどのように促進するのかといった研究開発のあり方についても、医療政策上の主たる課題となっています。
今回のGuest Speaker Seminarでは、そのような医療機器開発をとりまく大きな環境変化のなかにあって、さらなるイノベーションの促進に向けてテルモ株式会社が具体的にどのような取り組みを進められているのか、また産業界としてどのような課題を見据えているのか、多面的に考える機会としたいと思います。
履修している学生以外の聴講も歓迎いたしますので、本学の学生で聴講を希望される学生は、当日直接教室にお越しください。
日時: 11月1日(火) 16:50-18:35
場所: 法学政治学系総合教育棟(ガラス棟)404教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_06_j.html
使用言語: 日本語
その他: 講演終了後に質疑応答、ディスカッションを行います。