マクロ経済学
担当教官 |
伊藤 隆敏・塩路 悦朗 |
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科目番号 |
13050 |
学期 |
冬 |
曜日・時限 |
火曜4限・木曜3限 |
単位 |
4 |
内容・進め方・主要文献等 |
学部レベルの初級のマクロ経済学が履修済みであることを前提とする。 ケインズ経済学、新ケインズ経済学、新しい古典派経済学、オープン・マクロ経済学、内生的成長モデルを、理論と実証の両面から扱う。実証的アプローチを重視して、インフレ、デフレ、成長などのトピックを中心に、マクロ経済の動きを理解・分析し、政策立案する能力を養う。 教科書に沿って理論を解説し、日本、アメリカ、などのデータを当てはめることで、理解を深める。現実に起きている日本のマクロ経済の課題について経済学に基づいた議論ができるようなレベルまで進める。随時、宿題、小テストを行って、理解度をチェックする。 おもなトピックスは、マクロの総需要と総供給、消費と貯蓄、貨幣理論とマネーサプライ、IS-LM曲線、経常収支、為替レート、固定相場制、変動相場制、単一通貨圏、財政支出、インフレーション、失業、景気変動、経済成長と生産性上昇、途上国の債務危機、などである。従来のマクロ理論と同時に、最新のマクロ理論の重要な点について解説する。 |
教材等 |
J.D.サックス=P.ラレーン著(石井=伊藤監訳)『マクロ経済学』、日本評論社」、上巻と下巻(原書、Jeffrey D. Sachs and Felipe Larrain, Macroeconomics in the Global Economy, Prentice-Hall, 1993) |
成績評価の方法 |
筆記試験(宿題・小テスト・中間・期末)による。 |
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