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事例研究(外交政策 I)

担当教員

茂田 宏

科目番号

40080

学期

曜日・時限

水曜4・5限

単位

内容・進め方・主要文献等

1、外交政策についての理解を深めることを目的とする。そのために次の諸問題を取り上げ、検討する。
 外交政策全般、対中東外交(中東和平、石油、テロ)、対露外交(北方領土と平和条約)、対朝鮮半島外交(日韓関係、核問題、日朝国交正常化)、
対米外交(安保関係、経済関係)、対中外交(歴史と歴史問題、台湾問題)、
憲法と外交(第9条の功罪)
2、学生には相談の上で決定された問題について政策担当者の立場から、政策提言か情勢判断ペーパーを書いてもらう。このペーパーについては、授業の後半部で逐次、討議会を行う。政策のDESIRABILITYとFEASIBILITYの区別、国会・国民への説明可能性、情勢判断の重要性と困難性、国益の種類とその区別、政策の効果等を考えるようになることが期待される。
3、主要文献
H.ニコルソン;外交(東大出版会)、陸奥宗光;蹇蹇録、日露講和談判筆記、日本外交の過誤(外務省公開文書)、H.M.Sacher;A History of Israel、茂田宏等編著;日露(ソ連)基本文書・資料集(RP)、トルクノフ;朝鮮戦争の謎と真実(草思社)、防衛ハンドブック(朝雲新聞社)、石井明等;日中国交正常化・日中平和友好条約締結交渉(岩波)、高柳;日本国憲法制定の過程(有斐閣)

教材等

プリント、コピー等を使用。

成績評価の方法

上記ペーパーの内容、その討議会を含む授業での説明の仕方や討議への参加ぶり、適宜の筆記試験による。 

関連項目