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事例研究(ヨーロッパ統合と法)
担当教員 |
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科目番号 |
40130 |
学期 |
夏 |
曜日・時限 |
火曜 4・5限 |
単位 |
4 |
内容・進め方・主要文献等 |
ヨーロッパ統合の大きな特色は,「法による統合」であることである.その結果,ヨーロッパ各国では,国内法の「ヨーロッパ法化」が近年顕著な現象となっており,EC法の影響を無視して加盟国の国内法を研究することは,次第に困難となってきている.しかし,ヨーロッパ法の形成は,決してEC裁判所側から一方的になされてきたのではなく,加盟国の国内裁判所との間の相互的影響のもとに形成されてきたものであって,現実には,国内裁判所の帰趨こそヨーロッパ法の実効性の鍵であることを忘れてはならない. |
教材等 |
Slaughter, Anne-Marie, Alec Stone Sweet & J.H.H. Weiler (eds.), The European Courts and National Courts - Doctrine and Jurisprudence: Legal change in its social context, Oxford, Hart Pub., 1998, 320 p. |
成績評価の方法 |
平常点による |
関連項目