租税政策

担当教員

中里 実

配当学期・曜日・時限

夏学期 水曜 3限

内容・進め方・主要文献等

【基本的考え方】
租税政策(tax policy)とは租税制度に関する立法学であり、ここでは、日本の税制をいかに設計すべきかについて基本的なものの見方を身につけることを目標とする。本年度は現行租税制度の背後に存在する様々な基本的原則について検討することにより、租税政策を論じる上での基礎固めを行う。なお、学部段階における租税法、租税政策等の履修は、特に前提としない。

【内 容】
・法律学と経済学
・租税の概念と租税政策
・課税管轄権と租税政策
・課税に関する各部局の役割分担の実際
・税制改革の手続き
・課税に関する市場側のアクター
・所得税と消費税
・法人税の本質
・付加価値税
・キャッシュフローとデリバティブ
・国際課税と租税政策
・簡素化とタックスシェルター

教材等

教材については開講時に詳細を指示
【主要参考文献】
金子 宏ほか「税法入門<第5版>」有斐閣新書(2004年) 
金子 宏  「租税法 <第11版>」弘文堂(2006年)

成績評価の方法

平常点及びレポート等による。

関連項目