国際組織法

担当教員

奥脇 直也

配当学期・曜日・時限

夏学期 水曜 4限

内容・進め方・主要文献等

国際法の上級コースとして、国際社会の組織化現象が、伝統的・近代的国際法の規範構造にどのような変革を迫っているかという課題を中心に講義する。とりわけ国際組織が国家の主権性を前提としながら、国際組織としての自己組織性を通じて独自の展開を遂げる中で生じる国際法上の問題を中心的にとりあげ、国際組織(とくに国際連合ファミリー)の作用の具体的事例を検討する。今年度は、数回の概説の後、国際組織の民主的正統性の問題を中心に、講義参加者にいずれかの国際組織の活動を取り上げて検討してもらい、その報告をさせる形で講義を進める予定である。

教材等

『国際組織法講義』(Home Page 上で順次配布。各自、ダウンロードして5月連休明けまでに目を通しておくこと)

成績評価の方法

○平常点およびレポート等による。詳細は講義で説明。

関連項目