事例研究(予算・税制の意思決定プロセス)

担当教員

柴﨑 澄哉

配当学期・曜日・時限

夏学期 水曜 3限 

内容・進め方・主要文献等

わが国における予算及び税制に係る意思決定プロセスについて、その実態及び問題点等について考察する。具体的には、その過程に登場するアクターの役割や行動パターンを理解・分析するため、査定側・要望側を含めた予算編成・税制策定の実務家や政治プロセスに関わる者から話を聞くほか、意思決定プロセスの一部について参加者によるロール・プレイを行う。最終的には、参加者に本課題に関するレポートを策定・報告してもらう。

授業では、予算編成については、国民一人一人にとって身近な国家活動である司法・警察活動に係る予算を取り上げるほか、税制については、産業活動に係る税制を取り上げる予定。ただし、参加者の意向があれば、対象を追加する可能性はある。

教材等

講義において指示する論文等のコピーを使用。

講義予定

イントロダクション
4 月 11 日@ 開講(目標・進め方説明)
4 月 18 日A 予算・税制の意思決定プロセスに関する基礎知識

司法警察予算の編成に係るヒアリング・質疑
4 月 25 日B 財務省主計局レク・質疑
5 月  9 日C 警察庁レク・質疑

法人税制改正に係るヒアリング・質疑
5 月 16 日D 財務省主税局レク・質疑
5 月 23 日E 経済産業省レク・質疑

グループ作業(予算編成・税制改正シミュレーション)
5 月 30 日F グループ分け・テーマ決定
6 月 6 日G 各グループ論点整理
6 月 13 日H 各グループまとめ
6 月 20 日I グループ発表@(予算)
6 月 27 日J グループ発表A(税制)

個人レポート報告
7 月 4 日K 個人発表@
7 月 11 日L 個人発表A

成績評価の方法

平常点(授業への参加度・貢献度等)、レポート及びプレゼンテーションによる。

関連項目