社会調査法

担当教員

石田 浩

配当学期・曜日・時限

冬学期 水曜 3限

内容・進め方・主要文献等

 近年、社会科学の研究方法のひとつとして社会調査の方法が盛んに用いられるようになってきた。社会調査とは社会事象について、直接現地におもむきナマのデータを収集し、分析することである。社会調査の様々な技法を学ぶと同時に、実際に仮説を立て、小規模な調査を設計・実施し、調査データのコーディング・クリーニングを経て、データの計量分析を行う。さらに、すでに行われた大規模な全国調査をデータアーカイブから入手し、調査データの2次分析を通して、社会調査データの分析手法を実際のデータに応用することを目指す。
 前半では、社会調査データを分析した論文をお手本として取り上げるとともに、2次分析を通して実際のデータ分析を経験する。 後半では、小規模調査の設計・調査票作成・調査実施・データ分析を経験する。調査テーマによって班を編成し作業は班ごとに行うので、共同作業が中心となる。分析の過程では、必要に応じてコンピュータソフト(stata)の使用方法、統計的な手法についても解説を行う。
 最終的には、社会調査データを用いた論文が執筆できることを目指す。

教材等

第1回目の授業の時に指定。

成績評価の方法

レポート等による。

関連項目