政策決定・行政統制論

担当教員

齋藤 誠

配当学期・曜日・時限

夏学期 水曜 2限

内容・進め方・主要文献等

 (1)政策決定、(2)行政活動のコントロール、それぞれにおける、法制度設計とその運用という視点から、行政法の諸問題について検討する。【(2)の設計に関する(1)という問題も含む。】
 最初の2回を、総論的な考察(政策決定にあたり、立法化が必要になる事項とは? 行政統制の現況と課題、など)に充てたあと、各論的な考察として、国・地方公共団体の実務担当者・実務担当経験者をゲストスピーカーとして招き、その講述を基に、討論する。本年度は、地方行財政、会計検査、自治体法政策など、を予定している。担当者(斎藤)による各論的考察も数回は織り込む(現在のところ、自治体ADR、高レベル核廃棄物処分、それぞれの設計と運用問題を想定)。
 導入部分の参考文献として、例えば以下が挙げられる(順不同)。
・西谷剛「政策の立法判断」(1・2完)自治研究71巻11号12号
・岩波講座『現代の法 4政策と法』
・阿部泰隆『政策法学の基本指針』
・占部/北村/交告編『解釈法学と政策法学』
・岩波講座『自治体の構想2制度』『同 3政策』
・大橋洋一『対話型行政法学の創造』
・同   『都市空間制御の法理論』
・「特集 地方分権と政策法務」自治体学研究89号

教材等

開講時に、適宜指示する。

成績評価の方法

レポート(注を含め、10000字以上)の評価と平常点による。

関連項目