事例研究(ミクロ経済政策・問題分析II)

担当教員

大橋 弘川本 明

配当学期・曜日・時限

夏学期 水曜 6限

内容・進め方・主要文献等

 ミクロの個別経済政策分野の一つとして、人材育成政策に関する事例研究を行う。経済成長への貢献や社会保障の基盤として注目が高まる人材育成については、従来の企業内育成に依存する限界も指摘される一方、教育や能力開発など様々な分野の公共政策や各主体が関わり、全体像は必ずしも明確ではない。他方で、世界的な人材獲得競争が熾烈さを増すにつれ、優秀な人材をいかに育て、確保するかについては政策的にも重要な課題となりつつある。
様々な分野における人材育成が課題となるなか、この事例研究では、日本の「国際競争力」を支えているものづくり分野における人材育成に注目することを予定している。現在の施策体系や従来の研究成果を整理しつつ、各地方の実態にも着目し、今後の施策の方向性を研究する。

3名程度のグループによる共同作業が基本である。参加者は公共政策大学院2年生に限定するが,経済政策コース以外の学生も参加可能である.
事例研究(ミクロ経済政策・問題分析I)、事例研究(ミクロ経済政策・問題分析III)との同時履修は認めない。受講者数は10名以内に限定する。

教材等

 

成績評価の方法

レポート、プレゼンテーション、平常点等による。

関連項目