安保と密約
担当教員
単位数・配当学期・曜日・時限
2単位 冬学期 水曜5限
内容・進め方・主要文献等
2010年3月、日米安全保障条約に関するいわゆる「密約」について、調査委員会の報告書が発表され、多くの重要文書が初めて公開された。これは戦後日本外交史上、きわめて重要な事件であった。この演習では、いわゆる「密約」に関するいくつかの著作(たとえば若泉敬『他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス』)を読み、また今回公表された多くの文書を、国際政治および国内政治の文脈の中で読み込み、なぜ、どのような密約が結ばれたかを考察する。
現代日本および東アジアの安全保障、現代外交に関心のある諸君の参加を歓迎する。
日本政治外交史を聴講済みのものが望ましいが、必須ではない。
教材等
適宜指定する。
成績評価の方法
平常点およびレポート