政策分析・立案の基礎

担当教員

小野 太一

単位数・配当学期・曜日・時限

2単位 夏学期 木曜5限

内容・進め方・主要文献等

「政策分析・立案の基礎」では、[1]中央省庁における政策過程(政策形成過程、立法過程、政策実施過程)について、政権交代後の動き等も踏まえ理解すること、[2]政策の分析や立案の現場で求められる基礎的な知識や発想、視点、思考回路、技能がどのようなものであるかを理解すること、の2点を目標とします。

具体的には、まずは中央省庁における政策形成・実施過程の概要を把握します。

次に種々の具体的事例に基づき、政策形成を行う背景・原因の分析、現状の施策の実態と批判的検討、政策実現手段の選択、合意形成、法律制定・改正や予算獲得・税制改正、政策の実施・評価といった一連のプロセスについて説明するとともに、討議を通じ理解を深めます。

そのほかゲストスピーカーもお招きする予定です。

教員のバックグラウンドから、採り上げる具体的な事例は保健・医療・福祉行政分野が中心となりますが、どういった分野の行政においても通じる「政策分析・立案の基礎」の理解を目指した講義とします。

教材等

一般的な行政学・立法学系のテキストのほか、必要に応じコピー配布いたします。(開講時に説明)

成績評価の方法

平常点(参加度等)、レポート(開講時に説明)

関連項目