事例研究(外交政策 II)

担当教員

飯村 豊

単位数・配当学期・曜日・時限

4単位 冬学期 木曜4限 木曜5限

内容・進め方・主要文献等

1.外交について理解を深めることを目的とする。今日の世界を不安定化させている最大の要因の一つである中東紛争及びこれに対する主要国の関わり方を研究しながら、外交実務に携わってきた経験を踏まえ、学生と共に国際関係を動かしている諸要素を考察する。その上で日本外交の在り方を探求することとする。

2.若干の回数の講義の後、学生は中東紛争(イスラエル・パレスチナ問題等)及び米国、欧州、ロシア、中国等の当該地域に対する政策及び日本外交のオプションにつきレポートを書くと共に発表を行う。毎回右発表に基づき議論を行う。

3.主要参考文献 
「イスラエルとパレスチナ」「中東和平の行方」(立山良司、中公新書)
「揺れるユダヤ人国家−ポストシオニズム」(立山良司、集英社新書)
「パレスチナ紛争史」(横田勇人、集英社 )
「中東和平と西岸・ガザ」「イスラエル国家の諸問題」(池田明史編、アジア経済研究所)
「中東 危機の震源を読む」(池内恵、新潮選書)
「イスラム世界の論じ方」(池内恵、中央公論新社)
「アラブ世界の今を読む」(池内恵、中央公論新社)
「崩壊する巨塔」(ローレンス・ライト、白水社)

教材等

プリント、コピー等を使用

成績評価の方法

レポート、発表、平常点(出席状況)を総合的に評価する。

関連項目