租税政策

担当教員

中里 実

単位数・配当学期・曜日・時限・使用言語

2単位 / 夏学期 / 月曜4限 / 日本語

授業の目標・概要

規範の学問である法律学と、真理発見を目的とする経済学の間の架橋を目指し、租税法の分野で法と経済学の立場で書かれたいくつかの論文を読みます。

読む論文は、法と経済学の基本的な論点に関するもの、法律学と経済学の関係に関するもの、統計データを用いた実証研究、その他、多方面に及びますが、細かな論点よりも、大きな視野からの理解を目指します。

授業のキーワード

租税政策, 法と経済学, ファイナンス

授業計画

最初に講義形式で、法と経済学の概要についてガイダンスを行います。
次に、参加者をグループ分けして、それぞれのグループで一つの論文を読み、それについて報告をしていただきます。取り上げる論文については、基本的に、こちらで指示いたします。

授業の方法

演習形式での、報告と議論が中心になります。

成績評価方法

平常点(出席10%、報告と議論、40%)と、レポート(50%)により評価します。

教科書

開講時に指示する論文のコピーを用います。
法学教室2011年2月号「法と経済学」特集号を用意のこと

参考書

Mark Ramseyer and Minoru Nakazato, Japanese Law: An Economic Approach, University of Chicago Press

履修上の注意

ごく基本的な法律の知識があると理解がしやすいと思います。

関連項目