保健医療経済学

担当教員

橋本 英樹

単位数 / 使用言語 / 配当学期

2単位 / 日本語 / 夏学期

授業の目標・概要

医療経済学の初~中級レベルについて教科書・関連論文に依拠しながら経済的モデルや概念化について理解を深めてもらう。実証的な医療経済学分析を行うことを意識したデータ収集や2次データの利用・手続きなどについて講義する。

授業計画

1) イントロ;医療経済学の視座(橋本)(4月11日 1限)
2) ミクロ経済学の考え方1(橋本)(4月11日 2限)
3) ミクロ経済学の考え方2(橋本)(4月18日 1限)
4) 消費者行動;健康行動・受療行動のモデル(泉田)(4月18日 2限)
5) 保険の理論と医療保険制度(橋本)(4月25日 1限)
6) 医療サービスの生産(橋本)(4月25日 2限)
7) 医療の企業行動(橋本)(5月9日 1限)
8) 医療従事者の労働市場(泉田)(5月9日 2限)
9) 競争・規制・衡平性(橋本)(5月16日 1限)
10) 高齢化と医療・介護費問題(橋本) (5月16日 2限)
11) 技術普及(橋本) (5月23日 1限)
12) 情報非対称によるエージェント問題(泉田) (5月23日 2限)
13) 2次データの種類と利用申請(橋本)(5月30日 1限)
14) 医療制度比較と医療費(橋本)(5月30日 2限)

授業の方法

講義

成績評価方法

出席30%、提出課題40%、残り30%をディスカッションや講義中の発言により評価

教科書

泉田・橋本 編 医療経済学講義(東大出版会)

履修上の注意

健康関連のバックグラウンドを有する学生を想定しているため,学部レベルのミクロ経済学の履修が未習の場合でも受講可,基本的に直観的説明を重視し,数式による表現は抑えている。

関連項目

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