公共管理論II
担当教員
単位数 / 使用言語 / 配当学期
2単位 / 日本語 / 夏学期
授業の目標・概要
「公共管理論Ⅱ」では、情報通信革命等のわが国の社会経済を取り巻く環境変化とその影響を概観しつつ、高度成長期に機能していた制度・政策が環境不適合に陥った状況を分析します。また、過去に生じた環境変化に対する制度改革について、今後の参考とする観点から学びます。その上で今後の日本の方向性について履修者各自がビジョンを持つことを目標とします。
授業のキーワード
日本経済,明治維新,戦後改革,情報通信革命,汎用技術,電子政府,国際競争力
授業計画
日本経済の現状、新興国の発展、少子・高齢化、90年代の環境変化、経済発展史における農耕革命・産業革命と比較した上での情報通信革命の影響、日本的経営の限界、明治維新や戦後改革の背景と現代的意義、国際競争力強化に向けた課題、キャッチアップ型からフロントランナー型への転換などについて採り上げます。
授業の方法
講義が中心ですが、発表・討議を行います。履修者の活発な意見展開を期待します。
成績評価方法
授業への参加(出席)、質疑・発言、発表内容で評価します。
出欠点呼の代わりに授業に対する簡単な感想・意見(数行で良い)の提出を求めます。
教科書
使用しません。講義用資料を配布します。
参考書
総務省 情報通信白書 平成24年版
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h24/index.html
その他、授業の進行に応じて紹介します。
履修上の注意
自分が当事者だったらどうするかを考える学生を歓迎します。