地域政治C(現代ドイツの政治)

担当教員

平島 健司

単位数 / 使用言語 / 配当学期

2単位 / 日本語 / 夏学期

授業の目標・概要

ドイツ連邦共和国の政治と政策を読み解く。第2次世界大戦後の占領期、60年代後半の大連合政権期などの歴史的画期に留意しつつ、段階的に形成されてきた現代ドイツの政治構造を多面的に理解することが目的である。また、冷戦の終焉、国家統一、グローバル化と欧州統合の進展の中で変貌を続ける政治構造を具体的な政策領域に即して考える。

授業のキーワード

半主権国家,大連合国家,連邦制国家,社会国家

授業計画

おおむね、次のような構成を予定している。1.序論、2.「半主権国家」の歴史的前提と他国との比較、3.占領の時代と二つのドイツの成立、4.国家の基本原理と政治制度、5.政党と政党システム、6.経済体制と経済運営、7.もう一つのドイツへの視座、8.国家統一の政治過程と対外関係、9.社会国家の変貌、10.移民政策と国防政策、11.連邦制改革、12.連邦憲法裁判所と政治の法化、13.EUとドイツ、14.まとめと展望、以上。

授業の方法

講義

成績評価方法

期末筆記試験による。

教科書

講義全体に対応するものは特に指定しないが、初回に個別テーマに関するものを含めて参考文献を紹介する。

関連項目

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