紛争と暴力の理論

担当教員

大串 和雄

単位数 / 使用言語 / 配当学期

2単位 / 日本語 / 冬学期

授業の目標・概要

本科目は、内戦、民族紛争などの暴力的紛争を説明する理論について学習する。焦点は国家間戦争ではなく、国内紛争(国外勢力が介入する場合を含む)に置く。

授業のキーワード

紛争,内戦,暴力,民族紛争,比較政治

授業の方法

履修者は全員が毎回、英文のテキストを読み、コメント・質問を提出する。また、当番制でレジュメを提出する。授業はあらかじめ提出されたレジュメおよびコメント・質問の検討を中心に行なう。授業は原則として毎回延長するが、用事がある者には定時の退出を認める。2月末または3月に1~2泊の合宿を行なう。合宿では履修者は、紛争と暴力の理論に関連した報告を行なう。

成績評価方法

課題の提出と内容、および授業における貢献による。

教科書

①Jolle Demmers著 Theories of Violent Conflict: An Introduction (London: Routledge, 2012).
②若干の雑誌論文。
②は追って指示するが、①の文献は履修者が早めに入手しておくこと。

参考書

特になし。

履修上の注意

 初回(10月11日)の授業には必ず出席すること。履修人数を早めに把握する必要があるため、万が一初回の授業に出席できなかった場合には、10月16日までにメールで履修の意思を伝えること。初回に欠席し、かつ履修の意思表明もなかった場合には、履修登録しても履修を認めないことがありうるので注意されたい(法学政治学研究科および法学部と合わせた履修希望者が演習室の収容可能人数を超えた場合)。

関連項目

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