政策分析・立案の基礎

担当教員

関 啓一郎

単位数 / 使用言語 / 配当学期

2単位 / 日本語 / 夏学期

授業の目標・概要

この講義では、政府の府省における政策過程(政策形成、法制化を含む制度化、実施)を中心に、政府全体の政策決定過程や行政府(政府)と立法府(国会)との関係について学びます。これらを通じて、政策の分析・立案担当としての行政官に対して求められる能力を養うことを目標とします。

授業のキーワード

政策形成,行政府,立法府,府省,官邸,予算,税制,情報通信政策

授業計画

府省における政策過程の概要、内閣府・内閣官房に設置された各種組織(本部・会議等)の役割、政策形成における官邸・与党の主導力、政策資源としての規制・予算・税制・政策金融などの概要について、具体例を交えながら説明します。
なお、講師のバックグランドから、情報通信政策を中心に取り上げることになりますが、他分野でも共通的に役立つことを目指した講義とします。

授業の方法

講義を中心としますが、履修者の発言、議論への貢献を促し、自ら考えることを重視します。履修者による発表と討論を行います。また、ゲストスピーカーを呼ぶことも考えています。

成績評価方法

授業への参加(出席)、質疑・発言、発表内容で評価します。
出欠点呼の代わりに授業に対する簡単な感想・意見(数行で良い)の提出を求めます。

教科書

使用しません。講義用資料を配布します。

参考書

「内閣制度」(山口二郎)、「日本の統治構造」(飯尾潤)など。
授業の進行に応じて紹介します。

履修上の注意

基礎知識は講義で説明するので特に要りません。

関連項目

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