精神保健学 I
担当教員
単位数 / 使用言語 / 配当学期
2単位 / 日本語 / 夏学期
授業の目標・概要
精神保健の実態およびニーズを把握し、効果的な第一次、第二次、第三次予防対策を立案することができるようになるために、精神保健疫学の基礎および精神保健対策の科学的根拠を知り、地域における対策の進め方について事例(ケーススタディ)を通じて学ぶことで、実践的な能力も身につけることを目的とする。
授業計画
4/9 1)オリエンテーション、総論
4/16 2)精神疾患の診断、頻度と危険因子
4/23 3)精神健康の測定と評価
4/30 4)精神保健とサービス利用
5/7 5)認知行動療法と精神保健
5/14 6)世界の疾病負担2010と精神保健
5/21 7)課題発表1:精神保健の対策と効果(その1)
5/28 8)課題発表1:精神保健の対策と効果(その2)
6/4 9)トピックス①:うつ・自殺対策(国および秋田県の対策)
6/11 10)トピックス②: うつ・自殺対策(長崎県の対策)
6/18 11)トピックス③: 職場のメンタルヘルス
6/25 12)トピックス④:精神障がいからのリカバリー
7/2 13)トピックス⑤:災害時の精神保健
7/9 14)トピックス⑥:精神保健行政の現状と課題
7/23 15)課題発表2(5,6限)※
※最終回のみ授業時間が16:40-20:00となるので注意すること。
授業の方法
各回1テーマの講義あるいは事例研究(ケーススタディ)
担当教員(または非常勤講師)による講義、あるいは学生がテーマに関して発表しこれに担当教員が補足を行い、全員で討論(ディベート)する。
成績評価方法
出席、課題発表およびレポートにより総合的に評価する。
教科書
教科書は指定しない。毎回、講義資料を配付する。
その他
職場における精神保健対策について学ぶ「精神保健学特論Ⅱ」と関連する。