行政組織法

担当教員

交告 尚史

単位数 / 使用言語 / 配当学期

2単位 / 日本語 / 夏学期

授業の目標・概要

内閣法、内閣府設置法および国家行政組織法の定めをよく理解し、とくに国の行政組織について法的な規律の有り様を正確に説明できるようにすることを目的とする。

授業のキーワード

行政組織,行政法,行政機関,行政官庁理論,分担管理原則

授業計画

最初の5回程度は教科書の行政組織法の部分について概括的な講義を行う。その後は、受講者に好みのテーマで報告をしてもらい、その内容について討議するという形で進める。

授業の方法

受講者は講義の間に自分が取り組みたいテーマを決めておくこと。原子力規制委員会など特定の行政機関に着目したテーマ設定で差し支えない。

成績評価方法

受講者が10名までの時はレポートとする。11名以上であれば試験を行う。いずれにせよ平常点も評価の対象とする。レポートのテーマは基本的には報告テーマにしてもらうが、変更を認めることもある。

教科書

塩野宏『行政法Ⅲ 行政組織法』(有斐閣)の最新版(現在は第4版)を用いる。そのほか、ポケット六法(有斐閣)などの小型六法でよいから、六法を必ず用意すること。

参考書

適宜指示する。

履修上の注意

行政法を学んだことのない人には、石川敏行ほか『はじめての行政法[第3版]』(有斐閣)を奨める。

関連項目

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