地方自治法

担当教員

交告 尚史

単位数 / 使用言語 / 配当学期

2単位 / 日本語 / 冬学期

授業の目標・概要

地方自治法に規定された重要事項の理解を目的とするが、条文の逐条解説に止まらず、自治体で生起している現代的問題について、受講者がとくに法律面から総合的な考察を行うことができるように、行政法学等の知識との融合を図るように心がけたい。
 

授業のキーワード

地方自治法,地方自治の本旨,条例,直接請求,公の施設,住民訴訟

授業計画

 地方自治の基礎理論から始めて、地方公共団体の種類、地方公共団体の機関、地方公共団体の事務、国の関与、自主立法権、住民の権利と義務、公の施設の設置と管理、住民監査請求と住民訴訟という順に解説する。

授業の方法

双方向の授業を中心として進めるが、提供しなければならない知識の量が膨大であるため、一方向的な授業になることもあり得る。その場合は、適宜理解度を確かめるための質問を挟みたい。

成績評価方法

筆記試験を 行う
A方式(2時間)
平常点を 考慮する
レポートを 課さない
成績をA+・A・B・C+・C-(2011年度以前の入学者はC)・Fで評価する

教科書

宇賀克也『地方自治法概説[第5版]』(有斐閣、2013年)、磯部力・小幡純子・斎藤誠編『地方自治判例百選[第4版]』(有斐閣、2013年)

関連項目

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