開発研究

担当教員

佐藤 仁

単位数 / 使用言語 / 配当学期

2単位 / 日本語 / 冬学期

授業の目標・概要

開発/発展という現象を歴史的、批判的な観点から検証し、あわせて研究手法の紹介も行う。とりわけ、開発援助における権力作用、貧困への視点、技術の役割、不確実性や知識、資源環境問題の位置づけなどを扱う。学生諸君が先入観としてもっている「開発」のイメージを揺さぶり、一段深い考察のレベルに誘導することが目標である。
形式は、講義と演習を折衷した形をとり、課題文献の予習を前提として、学生が主体的に議論に参加する形をとる。よって「学ぶだけ」の学生は歓迎しない。考えたことを発信する意欲のある学生を歓迎する。課題文献の要約と批判を含めたミニ・レポートを3回課すが、この採点は、学生同士で行う。また、教室では、議論の喚起を目的とした簡潔な報告をする訓練を行い、対話する上でのコミュニケーション能力養成も視野にいれる。英語を中心に一定量の文献を毎週読んでもらうが標準的に4時間程度の予習時間が確保できそうもない人には受講をすすめない。
具体的なスケジュールや課題文献リストについては初回の授業でシラバスを配布したうえで解説するので、受講希望者は必ず初回の授業に出席してほしい。人数を限定するために、7月中に課題を出す可能性がある。課題を出す場合には、具体的な課題の内容や提出締め切りについては、6月までに周知する。課題をクリアした者の登録を優先し、何からの事情によって課題ができなかった人は、人数に余裕がある場合のみ受講を認める。

授業のキーワード

開発,援助,国際協力,権力,資源

授業計画

初回の授業で詳細に説明する。

授業の方法

講義と演習を折衷した方式。英語を中心に一定量の文献を毎週読んでもらうが標準的に4時間程度の予習時間が確保できそうもない人には受講をすすめない。

成績評価方法

最終レポート、報告、平常点を3:3:4の割合でつける。

教科書

初回に指示する。

参考書

初回に指示する。

履修上の注意

受講予定者は初回の10月1日の授業に必ず出席すること。

関連項目

Courses