自治体行政聴査
担当教員
金井 利之
単位数 / 使用言語 / 配当学期
2単位 / 日本語 / 通年
授業の目標・概要
本演習では、現代日本の自治体行政の実態を理解することを目的とする。
本年度は、具体的に、川口市の障害(がい)福祉行政を採り上げる。一昨年度の国民健康保険、昨年度の介護保険と並び、今日、基礎的自治体にとって重要になっている社会保障分野の一つであるこの領域が、行政実務的には、実際に、どのようになされているのかにつき、知見を深めることとする。
ここ5カ年ほど、川口市に関しては総合計画・行政管理・合併・国民健康保険・介護保険を題材として採り上げたところであるが、その延長線上にある。
授業のキーワード
①川口市,②介護保険,③実務,④ヒアリング,⑤ゲストスピーカー,⑥インターンシップ
授業計画
第1回 概要説明
第2回~ 川口市実務者からのヒアリング
なお、例年通り、夏休み中に、インターンシップ的な参与観察を企画している。
授業の方法
演習方式である。
障害(がい)福祉行政に携わっている現職の職員の方その他関係者をゲストスピーカーとしてお招きして、ヒアリング調査を行う。参加学生は、分担してヒアリング記録を作成して提出するものとする。ヒアリングの実施は、必ずしも負担の軽いものではないが、極めて重要な技能の育成に貢献するので、積極的な参加を期待したい。
成績評価方法
平常点およびレポート等による。
具体的には、出席、質疑への参加、服装、挨拶、礼儀、積極性、好奇心、実技、配慮、インターン参加日誌、事後的なヒアリング記録、等を総合的に勘案する。
教科書
特になし
履修上の注意
開講は通年であるが、主として、冬学期の比重が多くなる。
夏学期は、総括的なヒアリングを数回行う。
また、夏休み中に、川口市役所内でのインターンシップ的な参与観察も企画している。夏休み期間中に、ある程度まとまった期間(連続または断続で1週間から10日程度)を確保することが、参加の条件である。
詳細な計画は初回に提示するので、初回から、必ず出席して欲しい。
関連ホームページ
川口市の公式ホームページ
その他留意事項
特になし