藤田 友敬  Tomotaka Fujita

2009年度担当科目

法と経済学T

略歴

昭和62年3月   東京大学法学部第2類卒業
昭和63年3月   東京大学法学部第1類卒業
昭和63年4月   東京大学助手
平成3年4月    成蹊大学法学部専任講師
平成5年4月    成蹊大学法学部助教授
平成10年9月   東京大学大学院法学政治学研究科助教授
平成16年4月   東京大学大学院法学政治学研究科教授

研究分野

商法

研究課題・研究経過

企業の組織や活動をめぐる法制度について研究を行ってきた。
近時は、特に経済学的な観点からの分析に傾斜しつつある。
たとえば,企業金融の理論や契約・組織の経済学からみた会社法等である。

主要研究業績

<著書><論文>

■「国際会社法の諸問題(上)(下)」商事法務1673号17−24頁,1674号20−27頁(2003年)
■「サンクションと抑止の法と経済学」ジュリスト1228号25-38頁(2002年)
■「契約・組織の経済学と法律学」北大法学論集52巻5号1831−1884頁(2002年)
■「取引前の情報開示」北大法学論集52巻6号2081−2112頁(2002年)(松村敏弘と共著)
■「自己株式取得と会社法(上)・(下)」商事法務1615号4-15頁,1616号4-9頁(2001年)
■「会社の従属法の適用範囲」ジュリスト1175号9-20頁(2000年)
■「株主の有限責任と債権者保護」(金本良嗣教授と共著)三輪芳朗=神田秀樹=柳川範之編『会社法の経済学』(東京大学出版会)191-228頁(1998年)
■「企業形態と法」『岩波講座 現代の法 現代法と企業』35-61頁(1998年)
■「社債の管理と法」公社債引受協会『公社債市場の新展開』所収(東洋経済新報社)(1996年)
■「社債権者集会と多数決による社債の内容の変更」『現代企業立法の軌跡と展望 鴻常夫先生古稀記念』所収(1995年)
■「保険金受取人の法的地位 ----- 保険契約者の債権者のとの利害調整を中心として ----- (1)〜(7)・完」法協109巻5号、6号、7号、11号、110巻3号、7号、8号(1992年5月〜1993年8月)

社会的活動・学会活動

<審議会委員等>

法制審議会幹事
金融審議会専門委員
国連国際商取引法委員会(UNCITRAL)作業部会日本政府代表

<学会活動>

日本私法学会
日本海法学会
日本空法学会
信託法学会

<受賞等>

リーゼ賞(日本空法学会) (平成5年)
小町谷賞(日本海法学会) (平成14年)

関連項目