公開シンポジウム

「核燃料サイクルの日本型性能保証システムの確立に向けて」

原子力学会「核燃料サイクルの日本型性能保証システム」研究専門委員会では、 わが国における核燃料サイクル技術開発の歴史を振り返り、 国策民営(国による技術開発/成果の技術移転/民間による事業化) というわが国特有の仕組みを是認しつつ、商用施設・設備の性能保証をいかに確立するか、 という命題に取り組むべく、昨年10月に発足しました。これまでに8回の委員会、 2回の企画セッションを通じて議論を進め、現状における課題、 海外の良好事例を踏まえて研究開発、製造、安全規制、 全体ガバナンス等体系的に検討を進めてきましたので、 その成果を報告し、参加者と意見を交換し、今後の検討に反映します。

日時:2010年12月15日(水) 13:00~17:00
(17:30より山上会館1階談話ホールにて懇談会 有料・事前申込者のみ)
会場:東京大学武田先端知ビルホール(東京都文京区弥生2-11-16)(地図
参加費:シンポジウムは無料。懇談会は3,000円いただきます。
主催:日本原子力学会「核燃料サイクルの日本型性能保証システム」研究専門委員会
共催:東京大学公共政策大学院SEPP(エネルギー・地球環境の持続性確保と公共政策研究プロジェクト)

プログラム

13:00~13:10開会挨拶
13:10~13:30中間報告書の概要(日本電気協会 森信昭)
13:30~13:45検討の前提と方針(JAEA 天野治)
13:45~14:00中枢的政策立案機能(文科省 村上正一)
14:00~14:15公的研究機関が行うRD&D等(JAEA 山本隆一)
14:15~14:30技術移転及び商業化メカニズム(東京大学 諸葛宗男)
14:30~14:45安全規制(その1)(日本電気協会 森信昭)
14:45~15:00安全規制(その2)(JNES 佐々木憲明)
15:00~15:15人材の育成と活用(JAEA 山村修)
15:15~15:30 休 憩
15:30~15:50コメント(1)(原子力委員会 鈴木達治郎)
15:50~16:10コメント(2)(政策研究大学院大学 角南篤)
16:10~16:30コメント(3)(東京大学 城山英明)
16:30~16:50質疑応答
16:50~17:00閉会挨拶
17:30~19:30懇親会(有料、事前申込者のみ)