第42回公共政策セミナー

「スウェーデン前財務大臣が語る 福祉・成長両立モデル」

ペール・ヌーデル(Pär Nuder)氏(スウェーデン前財務大臣)

日 時 :11月17日(月) 18時00分〜20時00分
場 所 :東京大学本郷キャンパス 情報学環・福武ホール地下2階 福武ラーニングシアター
司 会 :金本 良嗣(公共政策大学院院長)
主 催 :東京大学 国際連携本部、公共政策大学院、日本経済国際共同研究センター(CIRJE)

ペール・ヌーデル氏

ペール・ヌーデル氏

概要

スウェーデンは、スウェーデンモデルによる、他の国にはみられない (1)強靱な財政、(2)開放経済、(3)Social Bridges※、(4)協力の文化、 (5)男女平等政策、(6)環境政策の6つの競合優位性がある。これらが、 世界を変えていくうえで重要なファクターであり、スウェーデンモデルは、 これからも進化しなければならないが、 高い成長と富の分配は共存できることを証明している。 日本においても、改革や税徴収について、 その目的やそれに連動するリターンを明確に伝えることが重要である旨述べた。

※生涯教育、調整保険、OJT等、失業者を新しいチャンスへ向かわせる調整措置(ゴードン・ブラウン氏と同氏の共著における新語)

関連項目