在学生用掲示板

2006-03-17

【その他】【新入生向け】プリンストン大学公共政策大学院(Woodrow Wilson School)との共催シンポジウム(4月8日開催)のお知らせ

東京大学公共政策大学院の皆さんへ

○公共政策大学院では、4月8日(土)にプリンストン大学公共政策大学院(Woodrow Wilson School)とシンポジウムを共催します。

日時;4月8日(土) 9:00〜
場所;工学部2号館講堂( 地図 )

概要

9:00〜 開会(東大公共政策大学院・プリンストン大学公共政策大学院両院長)

10:00〜 パネル・ディスカッション(1)「日米経済関係の未来」
 司 会
  ポール・ボルカー 元米国連邦準備制度理事会(FRB)議長
 パネル
  伊藤隆敏 東京大学教授
  ポール・クルグマン プリンストン大学教授
  行天豊雄 元大蔵省財務官・国際通貨研究所理事長

世界で最も規模の大きい二つの経済を擁するだけに、日米両国の経済関係は、これまで何十年かの間、アジア地域ばかりか世界全体の経済を結びつける役割を果たしてきたといってよい。だが、中国の台頭、アジア地域内部における交易の拡大、さらに貿易と金融の両面における不均衡の増大によって、これまでにない大きな変化が訪れようとしている。このパネルでは、日米経済関係の置かれた地域の状況とその変化に焦点を当てることとしたい。ここでは、日米二国間の経済関係が直面する現在の課題に触れるばかりでなく、今後何十年かの間に取り組まなければならない長期的な課題についても検討を加えることが目的である。

12:00〜 ランチセッション 緒方貞子 国際協力機構(JICA)理事長

14:30〜 パネル・ディスカッション(2)「政治と安全保障」
 司 会
  アン-マリー・スローター Woodrow Wilson School 校長
 パネル
  藤原帰一 東京大学教授
  ジョン・アイケンベリー プリンストン大学教授
  猪口孝 中央大学教授
  トマス・クリステンセン プリンストン大学教授

過去半世紀近くにわたって、日米同盟はアジア地域全体の安定を支える源であった。今日でも、日米の安全保障におけるパートナーシップが両国にとって重要であることはいうまでもない。だが、東アジアは巨大な変化のさなかにあり、日米同盟の緩やかに変化しようとしている。中国の台頭、日本における「普通の国」問題、そしてアメリカを中心とした、テロリズムに対する世界規模の戦い、これらのすべてが日米同盟の置かれていた状況を変えているからだ。このパネルでは、これまでに述べたようなアジア地域における政治と安全保障の巨大な変化に焦点を当てて、日米安全保障協力における概念構成の変化と将来の展望について探ってみたい。

17:00〜 追加セッション 国家安全保障に関するプリンストン・プロジェクトの紹介

会場設営などの都合上、聴講希望者は事前登録をお願いします。 実際の受付は登録用のウェブページが準備できしだい掲示板にて告知いたします。 なお、就職活動などのため現時点で予定が立たない場合でも、一応、登録してください。

(他学部・他大学などからの参加希望については、本大学院からの参加者の多寡をみた上で対応する予定です。知り合いに関心がある院生がいる場合には、メール(宛先;symposium20060408@pp.u-tokyo.ac.jp)に連絡するようお伝えください。)

留意点

・シンポジウムは原則として英語で行われ、通訳は入りません。
・参加費は無料。なお、プリンストン大学側の御好意で、昼食が供される予定です。
・特にネクタイ着用等は求められませんが、Tシャツなどは御遠慮ください。
・各セッションの開始時間に遅刻しないよう注意してください。

問合せ先

東京大学公共政策大学院事務局 (symposium20060408@pp.u-tokyo.ac.jp)
プレス関係;イリス経済研究所 (info@iris-research.co.jp)

○また、プリンストン大学公共政策大学院(Woodrow Wilson School)は、その前日、4月7日(金)に都内で記念講演会+レセプションを開催する予定です。

日 時;4月7日(金) 18:30〜20:30 (開場;18:00〜)
場 所;ホテル・オークラ「オーチャードルーム」
講演者;麻生太郎 外務大臣(予定)

・聴講希望者は上記シンポジウムと同様に事前登録をお願いします。

留意点

・ネクタイ、ジャケット等着用のこと。

・なお、会場の制約上、7日の講演会については先着順に受け付けた上で、定員を超えた場合には、該当する申込者に参加いただけない旨の連絡をメールにて差し上げます。 その場合を除き、7日・8日とも、登録いただいた方に連絡を差し上げることは原則ありません。直接会場の受け付けにお越しください。