在学生用掲示板

2006-04-07

【授業】水曜3限「公法の基層と現代的課題」授業について

 4月12日から開講する。

  小早川担当部分(4/12, 19, 26, 5/10, 17, 24, 31)では、以下の項目について論ずる。おおむね1回に1項目ずつを扱う予定である。芝池義一ほか編『行政法の争点』(有斐閣、第3版、2004年)を、教材として用いる。

1.市民社会と公的介入
 市民社会の法としての民事法システム・刑事法システムと、市民社会に対する国家(自治体を含む)の公的介入とが、どのような関係にあるのかを、生活安全(警察)、経済規制、土地利用規制などを例にとって検討する。争点No.95, 99, 110を、あらかじめ読んでおくことが望ましい。

2.公的介入の機構
3.公的介入の目的(政策)と態様(手法)、規制と給付
4.経済的精神的自由と公的介入の限界
5.公的介入の民事的手法・刑事的手法・行政的手法
6.行政の法的規律
7.規制緩和・民間開放・公私協働
(2〜7の内容は追って知らせる)
小早川光郎

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