在学生用掲示板

2010-11-12

【授業】火曜5限「金融システムと金融行政」の履修者への重要連絡事項

石田晋也先生からの連絡事項です。

連絡事項(重要)(休講、見学、レポート提出など)

①休講のお知らせ : 

11月16日(火曜日)の講義は所用により休講します。なお、当初、期末試験を予定していた1月25日(火曜日)は(この補講分として)講義を行います。
既に連絡した通り、試験に代えてレポート提出にします。

②みずほ証券見学について(11月26日金曜日) : 

既に連絡した通り、13時に大手町ファーストスクウェアビル1階ロビーに現地集合です。 見学は所用約2時間です。11月9日のクラスで、参加希望者に、氏名など記載してもらいましたが、 記入していない希望者は石田まで(ishida [at] pp.u-tokyo.ac.jp)直接メールで申し出て下さい (氏名、所属、学年、連絡先、金融機関での職務の経験の有無を様式自由で記入)。 また、参加希望といったものの、その後参加できなくなった者は申し出て下さい。
見学までにもうクラスがないので、何かあれば石田までメールで問合せてください。

③11月30日(火曜日)のクラス

11月30日のクラスは、前回のクラスでいった通り、特別ゲストスピーカーとして、細溝・金融庁検査局長に説明をお願いしています。 金融庁の現役の最高幹部のお一人として、どのような課題、問題意識を持って現実の行政に取り組んでいるか直接話してもらおうという趣旨です。 前のクラスの関係など色々あろうかと思いますが、できるだけ遅れないように出席して下さい。

④レポート提出について

次の要領でレポートをまとめ、1月31日(月)中に石田までメールで提出して下さい。

ア: CFIVEの教材一覧に"The Turner Review"をアップしました。 これは、イギリスのFSAトップであるターナー氏の名前を冠してFSAが09年に作成したレポートです。 今回の金融危機の反省と今後の対応が議論されており、世界中の監督当局や多くの金融関係者が読んでいると思います。
この中のChapter 2(2.2から2.10)に、例えば、自己資本の充実や、流動性規制とか、報酬問題、マクロプルーデンスなど、 今日も国際的に議論されている様々な具体的な課題と、それに対するイギリスFSAの提案が示されています。
そこで、レポートの課題は、このChapter 2に挙げられている様々な課題の中から1つをレポートのテーマとして選び(例えば、2.1の自己資本充実など)、
 ・そうし課題が生まれてきた背景は何か。
 ・イギリスFSAの提案の狙いと内容は何か。
 ・この提案に対して、履修生自身としてどう評価するか。(メリット、あるいは問題点をどう考えるか。)
を要領よくまとめてみて下さい。

実際の行政では、海外の機関等から様々なレポートが公になると、 その内容をコンパクトにまとめつつ自らの評価を的確に付して議論するということは基本動作の一つです。 そういう作業を、この有名なレポートを材料に皆さんもやってみてもらいたいということです。
少し量があるように見えますが、実際にはグラフなど多く、全部読み通してそんなに時間はかかりません。 もっとも、レポート作成のためだけであれば、必ずしも全部を読み通す必要はないかもしれません。

イ: A4横3枚以内でまとめて下さい。字数などは常識に任せます。

                                 (以上)

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