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東京大学公共政策大学院 | GraSPP / Graduate School of Public Policy | The university of Tokyo

学生レポート

学生レポート

食の楽しみ

Natsuki Momiji

ソウル大は山の上にあるため、平日授業のある日は主に食堂を利用することになる。食堂は場所とメニューを選べば想像以上の満足を得ることができるため、以下では食堂をより楽しむための心構えについて述べる。また、最寄り駅周辺(낙성대, 서울대입구)も飲食店が多く、土地柄か価格帯も安めであるため、時間に少し余裕があれば、食事のために下ることも十分に可能である。

(1)ソウルグルメの楽しみ

その国の食に馴染めるかどうかはその後の留学生活を分ける一つの指標である。馴染みやすさに関していえば、韓国は米文化で、日本料理店も多く、同時に西洋系の食材やレストランも多いため、日本と何ら変わりない生活を送ることができる。しかし、外食する際の価格と味を考えると、韓国では韓国料理を食べることが望ましい。ソウルではパスタやピザなども人気であるが、一般的に値段が高く、韓国料理の倍ほどになることも少なくない。東京には本格的な各国料理のレストランが多いため、ソウルでは価格の割に満足が得られないこともある。一北海道人として、ソウルの寿司は残念ながらお勧めできない。

韓国料理の良さは、量の多さとみんなで分けて食べる楽しみであると思う。肉が安く、10000Wあればたらふくタンパク質が摂れる。一方魚は高めだが、日本ではあまり食べない太刀魚や鮟鱇が良く出回っているため、韓国に居るうちにたくさん食べておきたい。味付けは比較的分かりやすいパターンがあり、味付けパターンと具材の組み合わせを見て好きなものを食べるという感じである。また、中国料理やパン屋、屋台料理なども韓国式の独特なメニューが多く、試してみると面白い。

(2)食堂グルメ

授業がある日は基本的に食堂で食事を済ませることになる。一口に食堂と言えど、ソウル大には多くの食堂があり、各食堂が日替わりメニューを2、3種類用意している。価格もメニューによって異なるが、大抵2500W-4000Wと、何れにせよ安い。以下は、食堂を利用する際に、食堂の良さを最大限に享受するためのアドバイスである。 まず、その日のメニューを事前にチェックしてから行くと、外れなく好きなメニューにありつくことができる。価格は同じでも、メニュー内容に大きな差が出ることも少なくない。例えば、うどんとプルコギが同じく3000Wであるように、価格と蛋白質の量には相関がない。日本では肉類が高くつく傾向にあるため、食堂では肉食を徹底することを勧める。いくらメニューが良くても遠くの食堂まで行く気にはなれないかもしれない。しかし、学校のシャトルバスを使えば比較的すぐである。 また、取ってきた食事をひと通り食べれば終わりなのではない。ほとんどの食堂でお代わりが可能である。小皿料理(반찬)はもちろんのこと、主食もお代わり(리필)することができる。予め多目に盛ってもらうことも可能だが、食べ終わった皿を持って行き、給仕の方に見せれば、その場ですぐお代わりをくれる。食後の飲み物が用意されている食堂もある。果実茶系の韓国の伝統茶が多い。こうした茶は柚子茶を除けばスーパーでも入手しづらく、カフェで飲めば6000Wほど取られる場合もざらである。 最後に、個人的に気に入ってる食堂(括弧内は建物の番号)を紹介したい。農大の食堂(75-1)は外で食べるのとほぼ同等のクオリティ。ただ、美味しいのは3階で、2回は通常の食堂と同等のレベル。寄宿舎食堂(学部生、919)は石焼器系と雑穀米が良い。鯖塩焼きはソウル大最高レベル。감골食堂(101)は主菜に肉魚が多く、LEIから比較的近いため、韓国語クラスのある日は重宝する。寄宿舎食堂(大学院、901)は当たり外れが激しいが、キムチや食後のお茶が取り放題なのは良い。

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