トップページ > 授業科目 > 基幹科目 経済分野

ミクロ経済学基礎

担当教官

松村 敏弘

科目番号

13010

学期

曜日・時限

月曜4限・水曜4限

単位

4

内容・進め方・主要文献等

 経済・社会政策、更には各種の法制度・ルールの意味やその背後にあるメカニズムを正確に理解するには、ミクロ経済学の基礎的な知識を習得し、その道具を使いこなすことが必要不可欠である。
 本講義の目的は、政策の例を使いながら、経済・社会政策を経済学的に如何に理解するかを学ぶことを通して、ミクロ経済学の基礎的な理論を理解することにある。更に、望ましい政策・制度の設計のために、ミクロ経済学の道具を使いこなすことができるようになるための準備を行うことも目標としている。
 内容は古典的な消費者理論、生産者理論、市場均衡分析、余剰分析、厚生経済学だけでなく、情報の経済学やゲーム理論までカバーする。講義では多くの応用例を用い、また、政策評価の基礎となる厚生経済学を重視する。
 ミクロ経済学および高度な数学の予備知識を前提としないで講義する。

教材等

Lee S Friedman, The Microeconomics of Public Policy Analysis, Princeton University Press

成績評価の方法

筆記試験及び平常点による。