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農業政策

担当教員

本間 正義

科目番号

23040

学期

曜日・時限

月曜2限

単位

内容・進め方・主要文献等

 農業政策は先進国では保護政策、発展途上国では抑圧的政策が採られてきた。これは経済が発展するにつれ農業の役割が変化することに対応しているのであるが、農業がいかに政府介入を伴う産業であるかを示している。本講義では、まず農業政策の背景にある政治市場と政策決定のプロセスを理論的に整理し、その上で日本の各種農業政策を検討する。また、米国、EUなど海外の農業政策を解説し、さらにWTOやFTAにおける農業問題について講義する。こうした様々な角度からの検討を通じ、今後の日本の農業・農業政策のあり方を探る。
[主要文献]
・本間正義『農業問題の政治経済学』日本経済新聞社
・奥野・本間編著『農業問題の経済分析』日本経済新聞社
・本間・George-Mulgan・神門「日本農業の国際化と政治・農協の変革」RIETI Discussion Paper Series 04-J-024、2004年、経済産業研究所

教材等

特に指定しない。必要に応じてプリントを配布する。

成績評価の方法

筆記試験によるが、レポートを課すこともある。

関連項目