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国際法実務演習

担当教員

斎木 尚子

科目番号

30040

学期

曜日・時限

金曜 ・2限

単位

内容・進め方・主要文献等

 担当教員は、20余年に亘る外務省における実務の経験を有する(現在は、人事交流により慶応大学に出向中)。前職は、日本政府において国際法の解釈・適用について責任を持つ条約局法規課長(現国際法局国際法課長)を務めた。
 この授業では、外交実務と国際法の関わりについて、具体的事例を題材として、理解を深めることを目指す。政策の立案、外国政府等との交渉、国際会議への参画、条約その他の文書の起草・解釈をはじめとする、外交政策立案・実施の様々な過程における国際法の役割と意義に関し、種々検討する。
 履修者は、担当教員と相談してテーマを選定の上、同テーマに即して調査・研究・ペーパー作成・発表を行う。授業では、この発表を踏まえて、皆で活発な意見交換を行いたい。

教材等

参考文献として、山本草二『国際法(新版)』有斐閣、小寺彰『パラダイム国際法』有斐閣、ジュリスト別冊『国際法判例百選』有斐閣、D.J.Harris ”Cases & Materials on International law” Sweet & Maxwell。 その他の教材は、授業時に適宜指示する。

成績評価の方法

ペーパー及び授業における参加態度等平常点を総合的に評価する。

関連項目