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比較土地利用法 シラバス

担当教員

寺尾 美子

科目番号

21060

学期

曜日・時限

金曜5限

単位

2

科目概要

 土地は、土地基本法にも謳われているように、現在および将来における国民のための限られた貴重な資源であり、人々の生活の基盤をなすものである。土地は私的所有権の対象とされる一方で、他方においてこうした高度の公共性をもつ財である。 この授業は、土地利用に関する公共政策のあり方、その問題点、今後の可能性を、主としてアメリカとの比較考察を軸としながら理解し、探求することを目的とする。授業の形式は講義が中心となる。前半は都市工学者の東京大学工学部教授大方潤一郎氏(第1回〜第4回)と、国土交通省小滝晃氏(第5回〜第7回)を講師としてお招きし、 主としてわが国の状況を中心に講義をお願いする。後半は担当者が授業を行うが、講義だけではなく、受講生の希望等を勘案し、応答式の授業も行うことを計画している。

前提履修科目

特に設けない

成績評価

レポートによる

テキスト

なし

参考文献

講義の中で言及する

講義日程

4月8日 諸先進国の土地利用計画・規制制度の概要
4月15日 日本の土地利用計画・規制制度の構成と特徴
4月22日 日本の都市計画・建築規制制度の問題
5月6日 自治体・市民レベルの取り組み(まちづくり条例等)
5月13日 我が国の国土(陸域及び沿岸域)の整備、利用及び保全に関する政策体系
5月20日 諸外国との比較
5月27日 国土政策の課題と動向
6月3日 アメリカにおける土地利用法制の基本枠組とその特徴
6月10日 アメリカにおける基盤整備手法
6月17日 アメリカにおける土地利用コントロールと地方自治
6月24日 アメリカに土地利用に見る保全と開発
7月1日  アメリカの参加型まちづくり
7月8日  日米比較をわが国の土地利用法制の評価・改善に生かしていくために
7月15日 予備日

その他