|
１．イントロダクション 対外政策とは何か？―外交との違いと影響を及ぼす諸要因
【予習文献】
佐藤英夫『対外政策』（東京大学出版会 1989年）、序章・第一章
２．対外政策の決定理論
【予習文献】
佐藤 前掲書第二章
草野厚『政策過程分析入門』（東京大学出版会1997年）第五、七章。
【参考文献】
グレアム・T・アリソン（宮里政玄訳）『決定の本質―キューバ・ミサイル危機の分析』中央公論社 1977年）
３．対外政策の政治過程・内政構造の諸類型
【予習文献】
(1)佐藤 前掲書第4章
(2)五十嵐武士「内政と外交という視座」『日米関係と東アジア〜歴史的文脈と未来の構想』（東京大学出版会1999念）第三章第三節二3．
４．国際的地位・外交スタイルの諸類型
【予習文献】
(1)佐藤 前掲書第3章。
(2)五十嵐前掲論文一、二１，２。
５．三類型間の連関
【予習文献】
五十嵐前掲論文三、四
６．世界情勢の構造と安全保障の争点領域
【予習文献】
五十嵐「安全保障論の転換」
磯村早苗・山田康博編『いま戦争を問う - 平和学の安全保障論』（法律文化社 2004年）第一章。
７．アメリカ型外交とソフト・パワー
【予習文献】
(1)五十嵐「アメリカ型外交と冷戦」『日米関係と東アジア』第三章第一節。
(2)ジョゼフ・S・ナイ（山岡洋一訳）『ソフト・パワー21世紀の国際政治を制する見えざる力』（日本経済新聞社 2004年）】
８．日本の対外政策
【参考文献】
(1)信田智人『官邸外交―政治リーダーシップの行方』（朝日選書 2004年）
(2)五百旗頭真編『戦後日本外交史』（有斐閣 1999年）
９．二次元ゲーム論
【予習文献】
(1)Robert Putnam, “Diplomacy and Domestic Politics : The Logic of Two-Level Game,” International Organization, Vol.42 No.3(Summer 1988), pp.427-460
(2)草野 前掲書126-130ページ。
【参考文献】
Peter B. Evans, et. al., eds., Double-Edged Diplomacy: International Bargainingand Domestic Politics(University of California Press,1993）
１０． トランスナショナルな政治空間
【予習文献】
(1)五十嵐「太平洋世界の形成と東アジアの民主化」同編『太平洋世界の国際関係』（彩流社 2005年）第一部第二章。
(2)草野 前掲書(1997年)119-126ページ、付録「相互浸透モデルによる分析事例」。
【参考文献】
草野厚『日米オレンジ交渉』（日本経済新聞社 1983年）
１１． 国際協調と多国間外交
【予習文献】
飯田敬輔「先進国間のマクロ国際協調―国際公共財理論の立場から」草野厚・梅本哲也編『現代日本外交の分析』（東京大学出版会 1995年）第一〇章。
【参考文献】
(1)I・W・ザートマン『多国間交渉の理論と応用―国際合意形成へのアプローチ』（慶応義塾大学出版会 2000年）。
(2)船橋洋一『通貨烈々』（朝日文庫 1992年）。
(3)遠藤保雄『戦後国際農業交渉の史的考察―関税交渉から農政改革交渉への展開の社会経済的意義』（お茶の水書房 2004年）
１２． 対外政策過程の多元化
【参考文献】
(1)菊池努『APEC―アジア太平洋新秩序の模索』（日本国際問題研究所1995年）第二、三、四、七章。
(2)スティーヴン・ギル『地球政治の再構築―日米欧関係と世界秩序』（朝日新聞社1996年）第七章
１３．グローバル・ガヴァナンスと予防外交
【参考文献】
(1)人間の安全保障委員会『安全保障の今日的課題（人間の安全保障委員会報告）』（朝日新聞社 2003年）。
(2)総合研究開発機構(NIRA)・横田洋三編『アフリカの国内紛争と予防外交』（国際書院 2001年）
(3)納家政嗣『国際紛争と予防外交』（有斐閣 2003年）
|
